新生活のはじめにしておきたいこと
みなさんこんにちは。
岩出市のトータルスタディ学習塾・予備校の塾長です。
中、高、大学受験も無事に終わり一安心していましたが、もうすぐ新学期がやってきますね。
今回は高校を卒業した生徒たちが新生活を迎えるにあたりやっておきたい(知っておきたい)ことを書いていきます。
この時期に私が最も重要だと考えていることは「1年の目標を決める」ということです。そして、その目標は大学や専門学校卒業後の自分の人生に良い影響を与えるであろう目標であるべきだと伝えています。
目標は個人それぞれなんでもいいかと思います。しかし、大切なことは自分の人生と向き合い、なりたい自分象をイメージしてから目標設定することだと考えています。
この時期になると合格した生徒たち、特に大学や専門学校に合格した生徒が保護者の方とあいさつに来てくれることが多いです。彼ら彼女らにとっては私の生徒として来る最後の塾になりますが、その際人生について少し考えてもらうようにしています。
先日来てくれた生徒にも「大学生活は何を頑張ろうとしていますか?」と尋ねました。高校までの英数国理社の5段階評価といった今までのわかりやすい評価は大学にはなく、大学での100点満点の成績は、自分が本当に賢くなっているのか、その成績に意味があるのかと自問自答するようなこともたくさんあります。
知っておきたいことは、大学は通過点でしかなく、そこで得られる雑学程度の知識をテストクリア(単位履修)のためだけに学んでも、就職(就活)にはほとんど影響しないということです。
だからこそ、保護者の方にも「子どもが大学に進学してもそこで子育ては終わりではないですよ」と伝えるようにしています。
誰にとっても当てはまることですが、何が正解か決められていない道を自分で目標をもって進んでいくことは困難なことであります。それは人生経験が少ない子どもであればなおさらです。
保護者の方の中には、「大学に行ったことがないから子どもに教えられることはない」という方もおられますが、人生を豊かにするためのヒントは子どもよりたくさん持っていると思います。
今までの人生を振り返り、自分だったらどんな性格、経験をした人と仕事がしたいですか?まずはそこから考えはじめてください。そのため4年間という限りある期間に何をすべきですか?そういった意味で、ここから子どもの人生を左右する本当の子育てがはじまるかもしれませんね。
塾を卒業した高校生のみなさん
皆さんは今日から「生徒」ではなく「後輩」になります。
これからかは月謝も発生しません。
私の塾では頑張る後輩を全力で応援をしますのでいつでも相談しに来てください。
わくわくする人生を一緒に考えていきましょう。
塾長
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