私立大学と国公立大学の違いは?(その②)
みなさんこんにちは。
岩出市の トータルスタディ学習塾 予備校の塾長です。
岩出市の中学3年生は、学校で進路の面談が始まっております。
塾生たちはどのようなアドバイスや声がけをもらえるのか楽しみです。
場合によってはフォローを入れなければいけない子もいるかもしれませんね。
前回は私立大学と国公立大学についてまずは受験教科という大きなくくりからみましたが、今回はより家計に関係する学費や生活費もふまえて進めていきたいと思います。
少し復習ですが、私立大学と国公立大学では受験科目数が違うため、スケジュール管理や受験勉強のタイミングを間違うと大変なことになるということは予想出来たかと思います。高校3年生になってから受験勉強開始では少し遅いようにも感じてもらえたのではないでしょうか?
高校3年生の多くは部活を引退する6月から受験勉強を始めることが多いように思います。
しかし、6月から共通テストまでは8か月しかないので、事実上約1ヵ月で各教科を受験レベルにもっていくことができれば国公立受験も可能ですね。
というような印象を持った人も多いのではないでしょうか?
何度も言うようですがスケジュール管理と自己管理がすべてです。もう一度自分自身もしくはお子さんと話をしてみてもいいのではないでしょうか。
さて、少し話はそれましたが、前回、大学受験でこれだけは最低限知っておかなければならないことを3つあげさせてもらいました。
①大学の選択と必要な科目
②大学にかかる費用
③勉強のスケジュール
今回は②の大学にかかる費用について進めていきます。
学費についてですが、私立大学と国公立大学であれば私立大学の方が高く、文系と理系であれば理系の方が高いということは多くの方が知っていると思います。
しかし、金額についてはあまり意識している方は多くないようにも思います。
一部の成績優良者に関しては入学金や授業料が安くなる場合もありますが、一般的な場合は入学金・授業料を合わせると、私立大学は約500万円/4年、国公立大学は約300万/4年が、4年通うと少なくとも200万円以上の差が生じます。
また、文系と理系においても学費に差があり、私立の理系はさらに+150万円以上(国公立は文理関係なく同じ)、必要になることが多いでしょう。
実際は、授業料以外にも生活費についても考える必要があるかと思ます。
一人暮らしの有無、その際のアパート・寮の選択などを考えると、アパートを借りれば、家賃・生活費で約500万円/4年、大学に寮ある場合は家賃・生活費で約300万円/4年は追加で必要となります。
大学受験を考えるのであれば、少なくともこれくらいはお金が必要になってい来るということをお子さんに知っておいてもらうことも重要ではないでしょうか。
希望大学は金額だけで決めるものではないということは承知の上でここまでお金の話を書かせてもらいました。
ですが、現実問題、お金が原因で大学を進学を悩むご家庭もたくさんあるということも事実なのではないでしょうか。
お金の大事さをふまえたうえで勉強に取り組む姿勢をもう一度話し合ってみてもいいのではないでしょうか。
『進路を悩む前にまず勉強』
トータルスタディ学習塾 t予備校
塾長
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