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私立大学と国公立大学の違いは?(その③)


岩出市のトータルスタディ学習塾 予備校の塾長です。

高校生、中学生の第一回テスト期間がはじまっていますね。

みんなさん準備はできていますか?

良いスタートが切れるように頑張っていきましょう。


今回は私立大学と国公立大学の勉強スケジュールについて書いていきたいと思います。

その前に念のため前回までを復習しておきましょう。

受験科目の違いについてはみなさんも覚えているでしょうか?

私立大学は3教科(英語+2教科)、国公立大学は5教科7科目になります。

例外もありますが基本的には上記の入試方法だと思っておいてください。


私立大学の入試の難易度と共通テストの難易度はどれくらい違うのか?ということもよく聞かれます。

共通テストと内容が違うため一概に比べることはできませんが、共通テストで7割以上ある教科であれば偏差値60台の私立大学(近畿では関関同立)のテストであっても合格点を採れる可能性がかなり高いと思われます。

さらに、8割以上取れる人であれば、ほとんどの私立大学の入試はクリアできると思っておいてもらえれば良いかと思います。


また、共通テストは基礎がしっかりしていれば大丈夫と聞いたこともあるかもしれません。しかし、多くの人の場合、【基礎】とは程遠いものになっている可能性があるため、自身の在籍している高校の【基礎】を知るためにも、昨年度の進学実績を見ることが重要です。そうすることで、その学校の勉強【基礎】を学ぶだけで進学が大丈夫なのかということを見極めることができます。

最近の和歌山県の傾向では下記①,②をクリアしておくことが国公立に行く最低条件であるかと思います。(※学校によっては偏差値ほど進学実績がよくない場合あり)


【国公立大学を目指す】

①偏差値50くらい:高校模試で学年20位以内

②偏差値60くらい:高校模試で学年60位以内


では、本題である勉強スケジュールの組み立て方ですが、これは学年によっても少し異なります。

今回は高校1年生のスケジュールの立て方を簡単にご紹介したいと思います。(2、3年はより細かくペースが必要です)


高校1年生の計画の立て方はものすごく簡単で、定期テストの期間や範囲を目安にして受験用問題集、参考書を平行して進めればいいだけです。ここでのポイントは下記の4点です。


①受験用参考書を理解する(できるのであれば予習で活用)

②学校教科書を理解する

③学校用問題集を解く(基礎)

④受験用問題集を解く(応用)


学校用の問題集のレベルが受験生も使うレベルのものであれば④については省くことができますが、間違っても「ここは難しいからしなくていいよ」なんて言葉を真に受け、勉強しないなんてことのないようにしておけばいいかと思います。

問題集や参考書選びも重要になりますが、最近は大体毎年同じようなものを使っていて調子がいいので、機会があればまたご紹介したいと思います。


また、Ⓐ難関国公立大学とⒷ国公立大学・難関私立大学ではペースが違うのでそのあたりは注意が必要ですね。

特にⒶの場合、ペースが特殊なので、中学段階から少し仕込んでおかなけれな難しいかもしれませんね。


いずれにせよ、上記の①~④を高校2年の終わりまでコツコツ続けていくと高3で受験勉強ができるようになります。

単語帳(英語、古典)などは2年の終わりまでに1冊を仕上げておけばいいかと思ます。


今回の話で重要なことは、受験に必要な教科の学校で購入した問題集とそれに対応する受験用参考書、問題集を理解しておくことです。また、受験に必要な教科の理解が十分であるかは定期テストだけで判断はできないということです。


定期テストが平均80点を超えている人であっても模試をすると半分も取れないということはよくある話かと思います。

最近ではYoutubeなどであっても受験に必要な知識や勉強方法を教えてくれるものもありますね。

遊びのために携帯電話を持たすのではなく、より良い将来のために携帯電話(ネット)を活用した方がいいですね。



トータルスタディ学習塾・予備校

塾長

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